2時間で丸わかり会計の基本を学ぶ

岩谷誠治
2時間で丸わかり会計の基本を学ぶ
かんき出版、2015年、254頁。

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はじめに

第1章　会計とは――会計ほど、お得な知識はない――
第2章　会計の仕組み――会計の悩みは、たった1つの公式ですべて解ける――
第3章　決算書を読みこなそう――財務指標を暗記しなくても、決算書は読める――
第4章　経理実務――これだけできれば、経理はなんとかなる――
第5章　仕事と会計の関係――会計を使って仕事の幅を広げよう！――

参考文献
おわりに

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　つい先週末、日商簿記3級を受験した。帰宅して書棚を見ると、「簿記でも勉強するか～」と思った頃にネットで調べて入門書としてオススメされ購入した本書が未読のまま並べてあったので、ササっと読む。教科書や問題集を解いて試験を受けましたという人が、学習成果を死蔵しないために読むとよい本。第3章や第5章を通して、試験用知識から生み出されるものがビジネスの場で様々な立場から活用されるイメージが湧いてきた。あーでも経営者目線とかお国の考えとかはお黙りくださいと思うなあ。そんなに全面に出ているものでもないが。

　2級も勉強して受けようと思っているのだが、次回で実行される3級の出題範囲変更の影響が2級にも及ぶらしい。勉強すべき内容を見落としてしまいそうで怖いところ。さっさと準備して概念や表現に慣れていこう。